マッキー牧元「フランス料理の前菜だけ」という新発想が神楽坂に登場
〔PHOTO〕gettyimages

東京の外食産業はアイデアが尽きない

 2006年を境に、大きな外食トレンドがなくなり、さざ波的ブームが続く東京の外食産業は爛熟し、驚くような出来事が少なくなってきている。

 大きな流れではそうかもしれない。しかしそうした状況の中でも、年々斬新なアイデアで、今までにはなかった業態のレストランが開店しているのだ。

 去年もいくつかのそうしたレストランが開店した。中でもそうかこの手があったのかと痛感させられたのが、神楽坂の「ボン・グゥ」である。

 同店は麹町のフレンチ「オー・グー・ド・ジュール」の姉妹店。都内に5店舗、博多に1店舗のレストランを展開する。フレンチを基本にしながら、それぞれにスタイルの違う店を展開し、人気を博しているのだ。

 その新たな店は、フランス料理の前菜だけをメニューにのせるレストランなのである!

 フランス料理の前菜は、繊細で華麗、これから続く主菜への期待を高まらせ、食べることによって食欲を刺激し、お腹をさらにすかせる、素敵な役目がある。前菜をメニューから選ぶとき、悩み、迷い、できれば片っ端から頼みたい。少しずつ頼んで、ワインの肴にしたい。そう思ったことのある人は多いはずだ。その願いをかなえる店なのである。

 ビルの二階、神楽坂を望む店内は、白を基調として明るく、清潔感に富む。おひとりさまも気軽にどうぞと、窓際にはカウンター席が設けられ、実際一人で、じっくり飲んでいる女性客やおじさんもいる。・・・・・・(以下略)

メルマガ「現代ビジネスブレイブ」より

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