坂村健 第3回 「はじめて東大に行くとき、『お宅はどこにあるんですか?』と本郷の事務室に電話した天才教授」

島地 勝彦 プロフィール

シマジ ここサロン・ド・シマジには女性秘書などいないばかりか、最近遊びにきた女性といえばみんなおれより年上です。たとえば瀬戸内寂聴さん、それに坂本スミコさんです。

立木 それはわかるような気がするね。女性が1人でここに来るのは怖いだろうよ。おまえにはまだヘンな色気が残っている。もっと年相応に枯れなきゃダメだよ。

坂村 このカプチーノはイケますね。このマシン、ホントにいただけるんですか?

セオ ホントです。来週にはご自宅に送らせていただきます。

坂村 嬉しいな。

山田 先生、五反田の研究所に送ってもらったほうがみんなで飲めていいんじゃないですか?

坂村 いや、研究所にはもったいない。これは自宅用だね。

シマジ 山田さん、研究所には伊勢丹のサロン・ド・シマジでお買い求めてください。この味は病みつきになるでしょう?

坂村 たしかに。そういえば伊勢丹で試飲しているお客さんがいましたね。

シマジ あそこでよく売れていますよ。

坂村 色はぼくが選べるんですか?

セオ 当然です。

坂村 これは何ていう色なんでしょう?

シマジ これはナイトブルーといっていちばんの人気色です。

坂村 じゃあ、ぼくもこれにしよう。