坂村健 第3回 「はじめて東大に行くとき、『お宅はどこにあるんですか?』と本郷の事務室に電話した天才教授」

島地 勝彦 プロフィール

シマジ そのあとのことは、私はよく知ってますよ。坂村教授は慶応出身なので高校生のころから大学にあったIBM7090を使ったりしてコンピュータの勉強に打ち込み、大学生のときには当時の大型コンピュータのほとんどを使いまわり、プログラムを書きまくり生活できた。

セオ どうしてシマジさんはそんなに詳しいのですか?

シマジ 教授と何度も飲んで、刑事コロンボみたいに聞き出したんだよ。いってみれば坂村健は現代日本が生んだ天才なんだぜ。

立木 教授が天才であることはわかるが、どうしてアナログ人間のシマジとこんなに仲がよく親しいのか、理解に苦しむところだな。

シマジ それから坂村健が凄いのは、はじめて東大に行くとき、「お宅はどこにあるんですか?」って本郷の事務室に電話したそうだよ。

セオ 教授、そうなんですか?

立木 ホント?

坂村 行った事がなかったもので。でも親切に教えていただきました。それで東大って良い大学だなってその時は思いました。

セオ へぇ。天才はやっぱり違いますね。

シマジ 慶応も大変な才能を逃がしたもんだ。