ハーバード大学に日本人が殺到!内向きは終わりつつある

2013年01月21日(月)

願書増加率ナンバーワンは日本!

 先日、ハーバード大学ライシャワー日本研究センターのスーザン・ファー所長から元気が出るおもしろい話を聞いた。場所はハーバード大学日米プログラム同窓会。会場にはOBである参議院に繰り上げ当選となった先輩の武見敬三議員ほか政財官界から多くの参加者が駆けつけていた。ハーバード大学の副総長も務めた彼女によると「今日本人がハーバードに殺到している」らしい!

 4年前、ハーバード大学の学部に入学した日本人が一人だけだったとことが日本でもニュースになり「内向き日本」を代表する情報とされ広まったのは記憶に新しい。その年は願書も一桁しかなかったという。

 ところが、ハーバード大学学部への日本からの願書が二年前から急増中であるという。去年が48通。今年70通を超えているらしい。最近常に三桁の学部生を誇る中韓インドに比したらまだまだ少ないが「増加率は日本はナンバーワンだ。」という。

 彼女の話に触発され、母校であるエール大やデューク大の関係者に問い合わせてみたら、数字は教えてくれなかったが、これらの学校でも日本からの出願数はここ数年大きく増えているという。デューク大学では学部だけでなく、MBAやロースクールにも日本人が急増しているという。ロースクールで中韓インドを圧倒して日本人が一番多い外国人となっているという。

学部以外にも日本人増える

ハーバード同窓会で恩師の浜田宏一先生と

 スーザン・ファー女史によると、ハーバードで増えているのは学部への出願だけではないそうだ。そして彼女が主宰するハーバード大学の由緒ある日米プログラムにも省庁、企業、大学研究者等から応募が殺到しているという。

 これは現在安倍首相の経済アドバイザーで次期日本銀行総裁候補の一人である浜田宏一エール大学名誉教授も在籍したプログラムである。ちなみに私もエール大学の恩師である浜田宏一先生を引き継ぐ形でこのプログラムに在籍した。

 私が在籍した2011年は在籍者が少なく、「中国びいきになりつつあるハーバードでは肩身が狭くなり、お金が集まらなくなりやがてなくってしまうのではないか」とささやかれていた。

 いまや年間の在籍者は2年前と比べて倍増しており、スーザンによると「今年はさらにこれ以上の願書は受け入れないくらい応募が殺到している」と嬉しそうに語っていた。




COURRIER最新記事
Ranking

「クーリエ・ジャポン」 毎月25日発売

More
Close