賢者の知恵
2013年01月22日(火) 週刊現代

日本の大金持ちシリーズ第15弾 1億5500万円の「マグロ大王」大いに語る すしざんまい社長はこんなに大金持ち

週刊現代
upperline
「すしざんまい本店」で競り落としたばかりのマグロを、大勢の客の前で解体する木村社長〔PHOTO〕gettyimages

 マグロ一匹1億5500万円。安倍バブルに沸く日本経済でも、ここまで景気のいい話はそうそうないだろう。一躍、時の人となった「マグロ大王」が明かす金銭感覚や哲学も、やっぱり豪快だった!

日本を元気にしたい!

「セリの最中は脇で見ていたんですが、『オイッ、オイッ、オイッ』っていう威勢のいい掛け声とともに、どんどん値段が上がっていくんです。セリというのは相手があることですし、途中でウチの担当者に『競るのをやめろ』と止めるわけにもいかない。その結果が1億5540万円という値段になったわけでしてね。

 そんな値段になるとは思わなかったかって? そりゃ、そうです。だからといって、担当者を叱るわけにもいかないでしょ。彼だって落札価格が高すぎることはわかっています。でも、社長である私が『一番いいマグロを競り落としてこい』と言ったわけですから。それで私が『高すぎる!』って怒ったら、身の置き所がありません。そこは『ご苦労さん』って言ってあげないと。

 築地の初セリというのは、日頃からお世話になっている皆さんへの感謝の思いを表すところ。それに日本の景気が上向いているから、その景気づけになればいいという思いもありました。御祝儀相場ですから。・・・・・・それにしても、ちょっと御祝儀を弾みすぎたかな。まぁ、しょうがないけどね(笑)」

 そう言って豪快に笑い飛ばしたのは、寿司チェーン「すしざんまい」などを展開する「喜代村」の木村清社長(60歳。以下、「 」内は木村社長の発言)である。

 年始早々、1kgあたり70万円、総額約1億5500万円でマグロが落札されたというニュースは、アベノミクスで活況を呈す株式市場と相まって、大きな話題を呼んだ。しかも、この超高級マグロ、落札額から考えると寿司一貫4万~5万円はする計算だが、「すしざんまい」の各店舗では、最高級の大トロでも一貫418円で供された。

1
nextpage


最新号のご紹介

underline
アクセスランキング
昨日のランキング
直近1時間のランキング
編集部お薦め記事
最新記事