スポーツ

プロ野球OB30人「遠慮なしで言わせてもらう」
大谷・藤浪・菅野・東浜 本当のところ、何勝するか

予想勝利数 一覧表付き

2013年01月15日(火) 週刊現代
週刊現代

 今年もプロ野球に、新人たちが飛び込んでくる。そして挑戦者たちは、ときにチャンピオンより目立ってしまう。速い、強い、凄い、巧い。そんな目立つ4人のチャレンジャー、その能力はいかほどか。

「勝ち方」を知っている男

 プロ野球ファンにとって、これほど各球団の2月1日のキャンプインが楽しみな年もないだろう。

 なにせ、極上の「金の卵」が4人も同時にプロの世界に飛び込んでくるのだから。

 大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、菅野智之(巨人)、東浜巨(ソフトバンク)。学生時代、いずれ劣らぬ話題を振りまいた選手ばかりだ。だが、どれほど前評判が高くても、全員が結果を残せるとは限らないのがプロの世界。今後、キャンプ、オープン戦などを通して、彼らもふるいにかけられていくことになるが、「開幕まで待てない」というファンのために、本誌がズバリ予想する。

 彼らは、今年活躍できるのか。そして何勝できるのか。

 監督経験者から、現役スカウトまで、プロの世界を知り尽くしたプロ野球OB30人に、4投手の2013年を占ってもらおう。

 次ページの表を見ていただきたい。阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎と日本ハムドラフト1位・大谷翔平の予想勝ち星が、割れに割れた。二人はいずれも高卒ルーキーである。

「藤浪はすでに勝ち方を知っている。松坂大輔の1年目並みの活躍(16勝5敗)も期待できる」

 即戦力として「間違いなく10勝以上する」と、藤浪の能力を高く評価するのは、'78年の新人王で巨人の元守護神、角盈男氏だ。

「経験値が違う。彼は3年生になってから、ほぼ負け知らず。ケガにさえ気をつければ、4人の中で最も大化けする可能性が高い」(角氏)

 甲子園の春夏優勝校・大阪桐蔭のエースである藤浪は、日本で最も野球が盛んな街のひとつ、大阪で生まれ育った。いま球界には、ダルビッシュ有(レンジャーズ)、田中将大(楽天)、前田健太(広島)ら、多くの関西出身の投手たちがいる。しかし彼らと比べても、春も夏も甲子園優勝投手に輝いたのは藤浪だけだ。

「学生時代に勝ってきたという経験は、プロの世界で間違いなく活きる。甲子園の決勝なんて重圧に支配された『土壇場』を経験して、しかも勝った投手なんてそうそういないんですから」

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