第1回 ハーバード大学1年生廣津留すみれさん 「大分の公立高校で過ごし、高1まで海外に出たことがありませんでした!」

2013年01月24日(木) 福原 正大
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廣津留すみれさん

■ご経歴を教えてください

 大分県大分市の生まれで、小学校から高校まで全て公立の学校に通っていました。よく驚かれるのですが、高校1年生まで海外に行ったこともありません。また18年間、普通の塾にも海外大学受験塾にも一度も通わないまま、ハーバード大学と慶應大学に合格しました。

■帰国子女でもなく、海外にも出たことがなくても、ハーバード大学に合格できるのですか?

 はい。私がハーバード大学を目指したのは、高2の春にアメリカを訪れ、そこでボストンのハーバード大学を見学し、「行きたい!」と感じたのが始まりです。高2の冬に受験を決意し、その時点から11ヶ月間、目標を定め独学で努力しました。

■ハーバード大学に合格するのに高い英語力が必要ですが、どのように英語力をつけられたのですか?

 母が英語を教えていた関係で、子供の時から英語に親しんでいました。4歳の時に当時の最年少記録で英検3級に合格しました。その後、高校生になり英検1級を取得しました。海外の大学に行くための英語に関しては、高2の冬からTOEFL iBT*とSAT**の勉強を同時に始めました。化学や数学などは日本の高校で習っていることをすべて英語で覚え直して勉強しました。単語を記憶することに注力し、15,000語レベルまでとにかく覚えました。

*英語を母国語としない学生が海外の大学に進学する際には、米国ETSによるTOEFL iBTが課されます。TOEFL iBTは、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの4つからなり、各30点満点、合計120点で英語力を評価する試験です。日本人が苦手とするスピーキングとリスニングが半分を占めます。
**SATとは、日本のセンター試験に近い米国のカレッジボードが行うテストです。SATは、クリティカルリーディング、ライティング、数学の3科目。それぞれ800点満点で、合計2400点満点です。米国人を評価するためのテストなので、日本人にとっては非常に難しく、TOEFL iBTで100点近く取っていても、SATのクリティカルリーディングとライティングにはかなりてこずります。
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