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市川裕康「デジタル・キュレーション」
2013年01月11日(金) 市川 裕康

職業としてのコミュニティマネージャー 毎年1月第4月曜日は「感謝の日」

 例えば、優れたコンテンツを作成するためには、普段から自分の組織に関する評判をチェックしつつ、それと関連があり、多くの人が共有してくれるようなブログ記事などを書くことが求められます。近年、「インバウンド・マーケティング」、あるいは「コンテンツ・マーケティング」と呼ばれるマーケティングの手法があります。これは魅力的なコンテンツを発信することで、検索やソーシャルメディア経由で「見つけてもらう」という手法です。優れたブログ記事を書くことは、より専門的なスキルが求められるタスクの一つになりつつあるといえます。

「役立つ情報をコミュニティから集める」というタスクを見てみましょう。こちらについても、近年、「ビッグデータ」「ウェブ分析・解析」などの重要性に注目が集まる中、専門的なソフトウェアや分析手法が求められる場面が増えています。簡単にサイトへのアクセス状況やソーシャルメディア上の評判を測定するツールも数多く登場してはいるものの、すべて一人で引き受けるのは難しいのではないか、と感じる所以です。

多様な専門家とのコラボレーション、コミュニティマネージャー同士のコミュニティの必要性

「コミュニティマネージャー」が、上記のタスクをすべてこなすことができれば理想ですが、中小企業や小さな組織では、そこに実際に人員を割くことは難しく、一人ですべてをカバーすることが求められるケースも多いと思います。したがって、自分である程度の素養を身につけつつ、組織内、あるいは組織外の専門的なスキルを持っている人と協業することが必須になります。

 特に今回強調したいのは、日々、試行錯誤を続けるコミュニティマネージャー同士のネットワークを構築しつつ、社会の中でコミュニティマネージャーという職業・役割を盛り上げていくことの大切さです。

 前回の記事でも紹介した「コミュニティマネージャー感謝の日」は、そのような背景の中で生まれ、毎年1月の第4月曜日に開催されており、4回目の今年は1月28日に定められています。

4th Annual Community Manager Appreciation Day: Jan 28, 2013」オウヤン氏のブログより(以下は彼が2013年の「コミュニティマネージャー感謝の日」について語るインタビュー動画)

 

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