経済の死角

韓国・国家情報院の幹部をスクープインタビュー
北朝鮮内部崩壊
金正恩の時代はまもなく終わる

2013年01月08日(火) 週刊現代
週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

 正恩大将はミサイル発射で意気揚々としているかと思いきや、もうヤケ気味なのだという。「平壌奥の院」でいま、大きな異変が起こり始めている。韓国の専門家が「危うい29歳の指導者」を分析した。

こんなはずではなかった

 本誌は、「韓国のCIA」こと国家情報院の幹部へのインタビューに成功した。国家情報院は、「自由と真理に向けた無名の献身」をスローガンに、北朝鮮情勢の諜報活動を行う、韓国政府の専門機関だ。

 以下は、その一問一答である。

—日本で総選挙が行われた12月16日、平壌では、17日に死去1周年となる金正日総書記の中央追悼大会が開かれ、金正恩第一書記が出席しました。またその4日前には、金総書記の「遺訓」として、長距離弾道ミサイル「銀河3号」の発射実験を強行し、金正恩第一書記も衛星管制総合指揮所を訪れて激励しています。

 このような現在の金正恩政権を、どのように見ていますか?

「金正恩は、表向きは威風堂々としているが、政権内部はもうメチャクチャだ。おそらく『こんなはずではなかった』と、苦悩とタメ息の日々だろう」

—それはどういうことでしょう。

「金正恩は26歳の誕生日、すなわち'09年1月8日に、父・金正日総書記から、内々に後継指名を受けた。この時、正恩は父親に向かって、次のように述べた。

『首領様(故・金日成主席)は主体思想によって党を掌握し、人民を指導しました。将軍様(金正日総書記)は先軍政治(軍最優先の政治)によって軍を掌握し、人民を指導しました。私は経済改革によって内閣を掌握し、人民を指導したいと思います』

次ページ  つまり、正恩が進めたいのは、…
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