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[左]宮台真司さん(社会学者、首都大学東京教授)、[右]安藤美冬さん(spree代表取締役/フリーランス)

【第2回】はこちらをご覧ください。

社員のツイッターやフェイスブックを禁じるおかしな会社

安藤: 私は会社員時代からずっとツイッターをやっていたんです。ツイッターが大好きで、趣味というか、もう自分の人生みたいなものになっています。

 会社を辞めて、仕事がなかったときに何をやっていたかというと、いろんな人のツイッターで、プロフィールを見たり、発信を見たり、それこそフラグのように、どんな「この指とまれ」で人を巻き込んでいるのかを見たりして、つぶさに研究していたんです、とにかく暇だったので(笑)。やがて、自分でも少しづつ発信して、フォロワーさんや仲間ができ、そこから仕事をいただくようなケースも増えていきました。

 私の場合、「ノマド」「ブランディング」「ソーシャルメディア」「フリーランス」の4つのキーワードのタグを用意し、「新しいワークアンドライフスタイルの実践者」というイメージでさまざまなことを発信して、フォロワーさんたちと交流しています。

 ところが、交流の範囲が広がると、思いもよらない変な反応が来たり、それまで心地良い関係にあったフォロワーさんとの関係がリムーブされてしまったりと、個人がメディア化していくことのジレンマに陥ることもよくあるんです。

 先ほど、個人が価値を発信することの大切さをお話しいただきましたが、そこにソーシャルメディアというものが加わったとき、発信するという行為の意味はどう変わっていくと宮台さんはお考えですか。

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