田原総一朗×勝間和代×安藤美冬 「メディア化する個人のジレンマ」 第6回「自分が楽しく生きたければメディアになってもいいんじゃない?」

2012年01月04日(水) 田原総一朗
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断る・断らないは相手次第

田原: 勝間さんにお聞きしたいんだけれども、勝間さんはこういう仕事は一生やるんですか?

勝間: どうですかね、私は皆さんが思っているほどには仕事をしていないんですよ。1週間のなかでまるまる仕事を入れていない日が2、3日あるんですね。そのくらいのペースであれば自分ができるペースでやっていきたいな、と。

安藤: これだけメディアにも出られて、お子さんも育てられて、政府関係のお仕事とか、個人でも会計のお仕事をされていると思うんですけれども、多忙を極める中で仕事を長きにわたってやっていくモチベーションはどこからくるんですか?

勝間: これが私にとって普通なんですよ。別にモチベーションが高い低いの問題ではなくて。ですから、明日からまた阿蘇に取材に行くんですけれども、そういうのが好きなんですね。

田原: 多分、僕のことで言えばね、勝間さんも似ていると思うんだけれども、イヤなことはしないんですよ。あのね、サラリーマンの給料というのは、僕は「我慢料」だと思っている。1ヵ月20日くらい我慢している代償ですよ。僕らは我慢料ではないですよね。何にも我慢していないんだから。この違いはあるんじゃないかな。

勝間: ありますね。我慢が必要な仕事はやらなければいいだけの話なので。

安藤: 私にも多種多様な仕事のオファーがくるんですけれども、それこそ勝間さんがかつて『断る力』で書かれていたように、自分がやりたいかどうかというところを主軸に受けるかどうかを決めているんですね。

田原: 僕はね、あなたはまだ仕事を断らないほうがいいと思うよ(笑)。ちょっと勝間さんね、「断る力」と言うけれども、最初から断る力をあんまり使わなくていいんじゃないかな?

勝間: もしキャパシティが余っている分にはやったほうがいいと思いますよ。ただ、キャパシティが足りなくなったときに優先順位をどうつけるかという話なので。

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