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2012年12月27日(木) 小林 雅一

アマゾンが書籍の不正レビュー狩りか?

〔PHOTO〕gettyimages

 アマゾンが書籍のカスタマー・レビューを大量に削除し始めたという。

●「Giving Mom's Book Five Stars? Amazon May Cull Your Review
New York Times, December 22, 2012

 ニューヨーク・タイムズの記事によれば、アマゾンはそうした事実を公式に認めているわけではないが、多くの作家が最近、自著に寄せられたレビューが削除されていると証言しており、その総数は数千に上ると見られる。

 背景には幾つかの理由が考えられるという。一つは英米の著名なミステリー作家数名が、いずれも他人になりすまして自分の作品を激賞する五つ星レビューを投稿すると共に、ライバル作家の作品をこきおろす一つ星レビューを投稿していた。これが最近、発覚したこと。

●「RJ Ellory: detected, crime writer who faked his own glowing reviews
The Telegraph, 02 September, 2012

 もう一つの理由は、多くの作家がかなり強引な方法で多数のレビューを「書かせて」いる節があり、それが目に余るようになってきたので、アマゾンが仕方なく手を打ったというもの。日本ではどうか分からないが、少なくとも米国には作家がお金を払えば、その人の作品にカスタマー・レビューを多数投稿する会社があるようだ(たとえばレビュー50本につき1,000ドルといった形で)。

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