町田徹「ニュースの深層」
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12政党乱立で百家争鳴の「脱原発」シナリオ。本気で取り組もうとしているのはいったいどこだ!?

2012年12月11日(火) 町田 徹
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〔PHOTO〕gettyimages

 総選挙の投票日まで、残すところ、あと数日となった。今回は、公示直前になって"第3極"の再編が相次いだものの、依然として12もの政党が乱立しており、有権者にとっては各政党のマニフェスト(選挙公約)の内容を把握するだけでも大変だ。

 そこで、福島第一原発事故以来、多くの国民にとって最大の関心事となっているエネルギー・原子力政策について、各党の主張を整理・検証してみた。

 脱原発に本気で取り組もうとしている政党はどこなのか、逆にエネルギーの安定供給についてはどこが熱心なのか、各党のホンネを探る一助になれば幸いである。

 まず、最大の争点である「脱原発」に関するスタンスを見ると、総選挙を闘っている12政党は、ざっくり4つのグループに分類することができそうだ。

 そのグループとは、①既存の原発の再稼働を容認せず、即時「原発ゼロ」を目指しているグループ(以下、第1組)、②期限を切って、脱原発・原発ゼロを目指すとしているグループ(同第2グループ)、③期限付きではないが、原発ゼロを掲げているグループ(同第3組)、④原発ゼロを掲げず、原発の存続に含みを持たせているグループ(同第4組)---の4つである。

未来の党は「卒原発」、共産党は「即時原発ゼロ」

 このうち、第1組には、総選挙直前になって、旧国民の生活が第一の小沢代表が嘉田滋賀県知事を担ぎ出して結党し、「脱原発」よりも踏み込んだものとして「卒原発」を掲げた日本未来の党のほか、日本共産党、社民党、新党日本の4党が分類される。

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