[格闘技]
近藤隆夫「2012大晦日を“人気復活!”の序章に」

GLORYとDREAM合体でビッグイベントに

シュルト(右)やボンヤスキーも来日し、ヘビー級の頂上決戦に挑む。

 暑い日がいつまで続くのかと思っていたら、アッという間に空気が冷え込んだ。年々、秋の時間が短くなっているような気がする。もうすぐ大晦日だ。

 今年も、さいたまスーパーアリーナで格闘技イベントが開催される。当初は大会の継続はなされるものの、大きな後ろ盾もなく、マッチメークは厳しいものになるのではないかと予想していた。だが、様相が一変した。地上波でテレビ中継されないのが勿体ないくらいの見応え十分なビッグ&ロングイベントとなる。

 先月上旬、12月2日に千葉・幕張メッセで開催されるはずだった『GLORY4』の中止が急遽発表された。ただ、これは単なる中止ではなく、大晦日開催の『DREAM18』にドッキングするというもの。よって大晦日イベントの名称は『DREAM18&GLORY4』に変更。12・2幕張で予定されていたキックボクシングの「ヘビー級グランプリトーナメント」も大晦日へ移行されたのだ。すでに組み合わせ抽選会も終わり、1回戦のカードは以下のように決定している。

 セーム・シュルト(オランダ)vs.ブライス・ギドン(フランス)
 セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)vs.リコ・ベボーベン(オランダ)
 グーカン・サキ(トルコ)vs.羅王丸(日本)
 アンデウソン“ブラドック”シウバ(ブラジル)vs.イゴール・ユルコビッチ(クロアチア)
 レミー・ボンヤスキー(オランダ)vs.フィリップ・ヴェルリンデン(ベルギー)
 エロール・ジマーマン(スリナム)vs.ジャマール・ベン・サディック(モロッコ)
 ピーター・アーツ(オランダ)vs.ムラッド・ボウジディ(オランダ)
 ダニエル・ギタ(ルーマニア)vs.ファビアーノ・サイクロン(ブラジル)

 かつてのK-1GPチャンピオン、アーツ、シュルト、ボンヤスキーらを筆頭に実に豪華なメンバーが揃った。それだけではない。この大会で行なわれるのは1回戦だけではなく、準々決勝、準決勝、決勝までノンストップで突き進む。つまり、優勝にするには一夜に4試合を勝ち抜かねばならぬ苛烈なサバイバルファイトが繰り広げられるのだ。実にトーナメントだけで15試合となる。