2012.12.13(Thu)

転職が成功するかは、
植物が育つかどうかに似ている。
よいスキルをお持ちかどうかだけでなく、
〝土壌に合うか〟が重要なのです。

リクルートエグゼクティブエージェント 波戸内啓介

週刊現代
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社長、役員など、経営幹部のヘッドハント、人材紹介を行う『リクルートエグゼクティブエージェント』。企業のニーズ、次のキャリアを検討する候補者の志向をコンサルタントが把握し、マッチングを行うスタイルで業績は好調だ。社長は、リクルートグループ内で幾度も営業成績全国No.1に輝くなど、同グループ内の有名人でもある波戸内啓介氏(47歳)だ。

 
転職が成功するかは、
植物が育つかどうかに似ている。
よいスキルをお持ちかどうかだけでなく、
〝土壌に合うか〟が重要なのです。
はとうち・けいすけ/'65年熊本県生まれ。'89年に筑波大学体育専門学群を卒業し、同年、リクルートへ入社。連続受注記録(新婚旅行でストップ)など、数々の営業記録を残し、'06年にリクルート関西支社長に就任、'10年に『R25』を発行するメディア・シェイカーズ代表取締役に就任。'11年より現職

僭越ながら
 熊本出身で、済々黌高校の野球部に所属していました。俊足巧打で一発もある、ジャイアンツの坂本勇人選手のようなタイプでした(笑)。野球部での経験は、今、マネジメントの現場で生きています。

 チームワークとは、仲良しのなれ合いでなく、もっと高次元でまとまることを指すものだと考えます。そのポイントは、誰がどんな動機で動いているかを知ること。人は意外と外発的な動機では動きません。例えばインセンティブとして地位やお金を与えられても、ノルマで煽られても長続きしない。

 一方「人に認められる存在でありたい」「日々、成長を実感したい」といった内発的な動機づけは長く続く。キャプテンがみんなの内発的な動機を知っているチームは、高次元でまとまります。

独自の視点
 就職したのは'89年、まさにリクルート事件のまっただ中でした。金融や商社からも内定をもらいましたが、若いうちから大きな仕事を任せてもらえ、結果が伴えば公平に評価されるこの会社が一番私に合うと判断したのです。今思えば、会社の大きさより自分に合う畑、という信念を貫いて就職活動をしたことが良かったのだと思っています。

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