ニューヨーク・タイムズ(記者:ネイト・シルバー)
『信頼される世論調査はギャロップからグーグルに変わる。
大統領選予測を的中させたネイト・シルバーが分析する「世論調査2.0」』

固定電話による世論調査は散々な結果に終わった

アメリカ人のコミュニケーションの方法が変わるにつれ、最も正確な世論調査を生み出すテクニックも変化しているようだ。

11月6日のアメリカ・大統領選挙では、インターネットでの調査を行った多くの世論調査会社が、好結果を残した。電話での世論調査を行った数社の成績も良かった。しかしその他の、特に固定電話のみでの調査や、それ以外の方法で行った調査会社は、実際の結果よりも“共和党寄りの有権者予測”といったお粗末な結果に終わった。

われわれの世論調査評価方法は、調査会社が行った選挙運動の最後の調査結果一つだけでなく、最終3週間に実施したすべての調査を対象にする。最終の3週間に、州と国の両方で少なくとも5回の調査結果を出した24社を対象に、それぞれの平均誤差と統計的バイアス(偏向)の平均を算定した。

バイアスの算定は、調査会社が、民主と共和のどちらの方向で結果を誤ったか、また、各社の調査結果の平均誤差の推定値が、各社平均でそれぞれの方向にどれぐらいずれてしまったかを測定するものである。

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