2012.12.02(Sun) 岡田 真理

カプサイシンの正体

筆者プロフィール&コラム概要
〔PHOTO〕gettyimages

 以前、アスリート専門のマネージメント事務所に勤務していたのだが、所属選手の多くは格闘技の選手だった。彼らと食事するときによく訪れたのが、韓国料理店だ。焼肉で疲れた体にエネルギーチャージする目的もあったのだが、彼らは辛いものも好んでよく食べていた。

 辛いものといえば、すぐ思い浮かぶのが唐辛子。唐辛子に含まれる辛味成分といえば、ご存知「カプサイシン」だ。そういえば、選手のサプリメントの容器を手に取ったとき、「カプサイシン」という文字が書かれていたのを何度か見たことがある。

 カプサイシンは体内に取り込まれると、中枢神経を刺激して、アドレナリンなどのホルモン分泌を促進させる作用があるそうだ。アスリートにとって必要不可欠な闘争本能を駆り立ててくれるというわけだ。また、エネルギー代謝も盛んになり、体脂肪の分解が進むという。つまり、脂肪燃焼を促進し、減量をサポートしてくれる働きもあるということ。唐辛子を食べると体が熱くなったり、発汗作用があったりすることからも想像がつく。

この連載記事のバックナンバー
トップページへ戻る

(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


アスリートと「食」

自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。