[BCリーグ]
石川・山出芳敬コーチ「来季優勝へのカギは“原点回帰”」

 2012年シーズンは、石川ミリオンスターズにとって不甲斐ない結果となりました。前期こそ地区優勝を果たしたものの、後期は球団創設以来初の最下位。プレーオフでは福井ミラクルエレファンツに0勝2敗1分で敗れ、3年連続のリーグチャンピオン、そして2年連続での独立リーグ日本一の道が断たれました。来シーズンは今シーズンの反省を踏まえて、チームづくりをしたいと思っています。

 正直なところ、新人選手が多くを占めていた今シーズンは、BCリーグ初となる独立リーグチャンピオンとなった昨シーズンと比べれば、明らかに戦力ダウンは否めませんでした。それを補うだけの練習量をこなすことができず、ミリオンスターズの野球を徹底させることができなかった。これが今シーズン、最大の敗因です。

 ミリオンスターズの野球とは、ピッチャーを中心とした守備で接戦を制するというもの。ところが、リーグワーストとなる92個ものエラーを記録してしまったのです。これは球団創設以来、最多の数字です。これでは、接戦に勝つことなどできません。だからこそ、勝てる試合も落としてしまい、白星を伸ばすことができなかったのです。

「接戦では一つのミスが命取りになる」――プレーオフの福井戦がまさにそうでした。ロースコアの展開になると、福井は得意の足でかきまわす野球でプレッシャーを与えてきました。そのプレッシャーに耐えきれず、石川はミスが増えていったのです。昨シーズンまで自分たちがやってきた野球を逆にやられてしまったことが最大の敗因となってしまいました。