「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」という名前が良くない理由

 12月の衆議院議員選に向けて、テレビからツイッターまでいろんなメディアで政治の話題が盛り上がっていますね。本当は、各政党の政策内容をもっと議論しなくちゃいけないんでしょうけど、その前にどうしても気になっていることがあります。それは、新しい政党に蔓延している流行について、です。

 最近、減税日本と反TPPが合流して新しい政党ができましたが、名前をご存じですか? 「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」ですよ(笑)。この名前を聞いたとき、どこかで違和感を感じませんでしたか?

 今回は、それがなぜ良くないのかに関して、僕の持論を展開します。参照元は、何かの統計的なデータではなく、ものすごく個人的な体験談です(笑) ので、世の中の標準的な答えを探してクリックした方は読まないほうがいいかもしれません。きっと共感はしてもらえると思うから、わざわざ書くわけですけどね。

 まぁ長い前置きはこの辺にして、まずは最近にあった出来事とそこでの気づきから、書いていきたいと思います。

"目的地を決めずに地下鉄に乗ってみる"という遊び

 先日、"目的地を決めずに地下鉄に乗ってみる"という遊びを思いついたので、実行してみました。なんのこっちゃと思われる方も多いと思いますが、その言葉通りの遊びです。

 今、新しい住まいを探している最中なのですが、そのために、向島~浅草~上野の辺りをトボトボと散歩していました。家探しを終え、上野駅に着いたのがまだ昼の12時。その後の予定も無く、かと言って仕事する気にもなれなかったので、"行きたいところは別にないけど、ただ気の向くままに地下鉄に乗っていたら何か新しいが発見あるかもしれない!"と思って、やってみました(笑)。

 僕はこの連載の中でも「プロトタイプ思考で生きよう」とか「極端を経験すると"ふつう"が見えてくる」とか言っていますが、既存の価値観の中で意味が見いだせないことにこそ、実験してみると発見があると思っているんですね。まぁ東京メトロであれば、200円ほどで9つの路線が乗り換え自由ですしね。

 というわけで、上野から銀座線に乗りました。ネットもつながらないし、電車内でやることなんて特に無いので、とりあえず人間観察を始めました。

 みなさんもやったことがあると思います。空いた座席の埋まり方を見たり、最近の若い女性の服装からファッションの傾向を見たり。また、幸せそうなカップル・夫婦の男性に限ってお年寄りに席を譲る姿が多いことに気づいて、「心が満たされている人ほど利他的になれるんだな」と思うと同時に、「やっぱり男は女の前で初めて紳士になれるのか」と悲しい実感を得たり。

 その他にも、「あぁ生真面目そうな顔のおっさんに限ってまだガラケーなんだな」ってことを思って、場所を見ると霞ヶ関の周辺だったり。まぁそんなことを4路線ほど乗り換えながら、3時間くらいやっていました(笑)

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