[虎四ミーティング]
眞鍋政義(全日本女子バレーボール監督)<後編>「2013年は世界女子バレーが変わる!」

二宮: 今回のロンドンでのメダルは全日本女子にとって、ロサンゼルス五輪以来、28年ぶりでした。眞鍋監督の功績は大きいですね。
眞鍋: いやいや、全て選手が頑張ったからこそのメダルです。

二宮: 男性の眞鍋監督が女子チームをまとめるには、苦労も多かったのでは?
眞鍋: 私がしたことと言えば、選手に全日本の自覚を促して自立させたことくらい。そのために、本当に多くの時間を選手とのコミュニケーションに費やしました。それに対してだけは自信がありますね。特に中心選手であった竹下佳江、荒木絵里香、木村沙織、佐野優子らとは、マメに話すようにしました。もちろん、厳しいことも言いましたしね。

二宮: それこそ、選手と食事をしながら話をすることもあったのでしょうか?
眞鍋: はい、一緒にご飯を食べながら、いろんな話をしましたよ。時には酎ハイを買ってきて、一緒に飲んで語り合うこともありましたね。

二宮: どんなことを語り合ったのでしょう?
眞鍋: まず始めにしたのは、監督である私自身が自分の扉を開けようと思って、現役時代の失敗談を話したりしました。すぐにとはいきませんでしたが、そういう話をしていくうちに、少しずつ選手の方も心の扉を開いてくれた……ような気がします(笑)。

二宮: 昔は「オレについてこい!」というようなスパルタ式の監督が多かったのですが、今はそういった態度では選手にそっぽを向かれてしまうと?
眞鍋: そうですね(笑)。まぁ、いろいろなやり方があるとは思いますが、私自身はカリスマ指導者とは思っていないので、選手と同じ目線ということを心掛けています。その方が私自身もやりやすいんです。