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ITトレンド・セレクト
2012年11月22日(木) 小林 雅一

任天堂Wii U、米国市場での出足は好調だが、先行きは不透明

〔PHOTO〕gettyimages

 任天堂のWii Uが日本より一足早く、今月18日に米国で発売された。前評判の高さからか、発売開始早々、売り切れになる小売店舗が続出しているようだ。

 そうした中、米国のメディアは「Wii Uの出足は好調だが、先行きは不透明」と見るなど、若干、気難しい論調が目立っている。

 たとえばニューヨーク・タイムズ紙は"Game Controller Marries Tablet" という記事の中で、「Wii Uは、元祖Wiiが6年前に巻き起こした『とてつもなく新しい何かが地球上に生まれた』というセンセーションには程遠く、むしろアップルがアイフォーンやアイパッドで作り出した生活様式に順応した製品である」と評価した上で、「(Wii Uについているタブレット型コントローラの)Game Padは(元祖Wiiの)モーション・コントロール・リモコンほど操作が単純ではないため、(元祖Wiiのように)孫からお爺ちゃんまで家族揃って遊べるような商品ではない」と見ている。

 またウォールストリート・ジャーナル紙は"Nintendo's Wii U Puts Hardware Strategy to the Test" という記事の中で、Wii Uのビジネス・モデルに着目し、「昨今のゲーム業界が、スマートフォンやタブレット向けの『無料ゲームとゲーム内課金」という方向に舵を切る中、任天堂は頑としてそれに背を向け、(一般的に60ドル位で販売される)従来の売り切り型ゲーム・ソフトのビジネス・モデルを守り続けている」と強調する。

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