プロが選んだ安全地帯 首都直下巨大地震ここにいればあなたは助かる 知っておくだけであなたとあなたの家族の生命を守ることができる

2013年02月14日(木) 週刊現代

週刊現代経済の死角

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 「東京の埋め立て地を技術レベルで見ると、江戸時代~戦前の部分、戦後~昭和40年代、それ以降の3段階に大きく分けられます。

 日比谷公園や品川駅の東側といった江戸幕府や明治政府が行った埋め立ては、もとが浅い海だった場所で液状化の程度も小さい。

 一方、液状化現象が初めて認知された昭和39(1964)年の新潟地震以降、昭和40年代より後に計画された埋め立て地では、一応対策が考えられています。

 戦後~昭和40年代までの期間にできた埋め立て地がもっとも注意が必要で、深い海を、液状化を考慮せずに埋め立てた。川崎市の扇島などがこの年代に当たります」(同前)

 こう指摘する濱田教授が呻吟しながら教えてくれた安全地帯が、品川駅の北西にある高輪・泉岳寺だ。

 「東海道より東側は、明治以前は海でしたが、泉岳寺や周辺の寺社は海際の高台に位置していた。JRの線路と高台の間にある道路や土地はかつての砂浜で、砂丘になっている。砂丘は頂上付近だと地下水が少なく液状化しにくいのですが、縁辺部は逆にしやすいので注意が必要です」

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