[NBA]
杉浦大介「2012-13年、4つの注目チーム」

スポーツコミュニケーションズ
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2連覇へレブロン爆発か ~マイアミ・ヒート~

 本来なら今季もトップで挙げられるべきはヒートだろうが、昨季、6季振りのファイナル制覇を果たしたがゆえに注目度がやや低下した感がある。オフにレイ・アレンを獲得してさらに戦力アップし、今季も優勝候補筆頭。高レベルとは言えないイースタンカンファレンスのトップシード獲得も予定調和で、ヒートが全米の視線を集めるのはプレーオフの時期が近づいた頃かもしれない。

誰もが認める現代最強選手レブロンは多くの雑誌の表紙を飾り続けている。

 そんなチームの中で、怪物レブロン・ジェームスは今季も開幕直後から圧倒的な活躍を続けている。10戦を終えた時点で1試合平均24.8得点、6.8アシスト、7.9リバウンドと相変わらずのオールラウンドな貢献。特にFG成功率53.8%、3ポイントが44.8%と、ショットの精度の高さが目を引く。

「27歳にして、いまだに進化を続けているのは恐るべきこと。ここまでレイ・アレン(3点シュート通算記録保持者)のようにシュートを放ち、ドワイト・ハワード(過去4度リバウンド王)のようにリバウンドを掴みまくっている」

「ESPN.com」のトム・ヘイバーストロウ記者がそう記している通り、2012-13年のレブロンはプレーの質がさらに高まりそう。9年目の昨季、ついに初めて優勝リングを獲得し、精神的な重荷がなくなっただけに、より快適にレブロンらしいスケールの大きな活躍をみせてくれそうだ。

 前述通りヒートの2連覇が有力視されているのと同時に、レブロンも2年連続4度目のMVPの大本命。チームのレギュラーシーズンは大きな波乱のないまま進んでいったとしても、現役最高プレーヤーの超絶パフォーマンスに一見の価値がある事実にもちろん変わりはない。

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