婚活にも応用したい「AIDMA(アイドマ)」の視点
【ステップ6】 二回目のデートの誘い方

前回【ステップ5】はこちらをご覧ください

 結婚で女の人生は大きく左右すると一般的に言われますが、私は結婚というものは女性以上に男性の人生を左右するものなのだと感じています。

 私は経営コンサルタントという仕事柄、多くの経営者の方や成功者の方とお話させて頂く機会がありますが、それらの方々の共通項は学歴などではなく、奥様なのです。奥様が頭のいい方ばかりなのです。頭がいいとは勉強ができるという意味ではなく、利巧ということです。うまく旦那様を操ったり、持ち上げることができる人です。

 中にはあの女性は確かに美人でスタイルもいいけど、あの人と結婚したらこの男性の人生は台無しだなぁと思っていたら、案の定、エリート街道からゴロゴロ転げ落ちた人も周りにはいます。仕事にまで大きく影響するからこそ男性は奥様選びを慎重に行う必要があります。

 前回【ステップ5】ではどのようにターゲット女性の連絡先を聞き、最初のデートに誘うかをお話させて頂きました。特に一回目のデートに誘うのは何歳になってもドキドキするものです。でもここで立ち止まっていたのでは結婚は手に入りません。プチ肉食系男子になる必要があります。でもそんなに難しいことではありません。

 セミナーに参加頂いた独身女性から、毎回必ず出る質問があります。それは、「一回目のデートまではいきましたが、いつも次のデートに進めません。相手の男性とは楽しくお話もできたし、悪い印象もないとは思うのですが、やはり私に興味がないのでしょうか」というものです。

 女性は二回目のデート、三回目のデートに男性が誘ってくれることを期待しているのです。これに応えることができれば明らかに他の男性より数歩前に進むことになります。

ステップ6: 二回目のデートの誘い方

 なんとか一回目のデートには漕ぎ着けた。でも本当に相手はどう思っているのだろうか? 次へとつなげたい、だから二回目のデートに誘いたい。そんな時にあなたはいつもどうしていますか?

 女性が男性から二回目のデートに誘われなかったのはもちろん、相手の男性がその女性は少し違うかなぁ、と感じて誘わなかったという場合もあるでしょう。でも私は相談をされた女性に自分から二回目のデートを誘うようアドバイスしています。その結果、男性から「待ってました!」と喜ばれるケースがたくさんあるのです。

 あなたが思っている以上に女性は二回目のデートの誘いを待っています。男女ともに30半ばを過ぎると、20代の時のように自分が喜んでいるの姿を他人に見せるのは恥ずかしいものです。その結果、デート中もなにかと冷静を装おうとしてしまいます。よかれと思っているその態度が、実は相手から見ると「私には興味がないのね」と誤解されることにつながりかねないのです。

婚活でも5つのステップを意識しましょう

 ここで重要なのが「AIDMA(アイドマ)」です。アイドマとは、消費者が商品やサービスを購入するまでの心理的プロセスを表したものです。

1. Attention(注意)
2. Interest(関心)
3. Desire(欲求)
4. Memory(記憶)
5. Action(行動)

 たとえば、ある文具メーカーが新作の来年の手帳を売りたいと考えたとします。その際、そのメーカーは、なによりもまずその新商品を消費者(正しくはターゲット)に知ってもらう必要があります。そのために店頭で一番目につくところに陳列してもらったり、広告をだします。これが「Attention」になります。

 その次に店頭や広告でみた消費者が「こんなものがあるんだぁ」と興味を持ってくれれば「Interest」を獲得したことになります。次にどんな機能があるのかをもっと知りたいと思わせることができれば「Desire」の段階になります。

 さらに、そろそろ来年の手帳を買わないといけないなぁ、と思うたびにその新商品が思い起こされるようになれば「Memory」段階に入ったといえます。そして最後に購入という具体的な行動で「Action」段階に入ります。

 どんなにいい商品であっても、興味もないのに買おうと思う人はまずいないでしょう。必ずこの5つのステップを踏まないと購入には至らないのです。

 スーパーでまだ商品に興味もない客にいきなり売ろうとする店員がいます。決して買ってもらえるわけがありません。新商品でありお客様がその商品を見たこともない。なのに「コレ、新商品です。美味しいから買って下さい」と。

 しかしここに試食の販売員がいて、商品を説明し、試食を勧めれば、すぐに興味まではいくでしょう。試食をしてもらえば購入までいく確率は、ある調査によると75%にものぼるようです。しかもそのほとんどが、そもそもその商品を買うつもりがなかったのに購入したというのです。

 恋愛では男女の進むペースが違うために、うまくいかなくなるという話はよく聞きます。男性と女性は明らかに違う生き物です。女性はぐっと、早く盛り上がるものです。それに対して男性はスロー。だから女性はイライラしたり、相手の男性が自分には興味がないと勘違いして違う男性に走ってしまったりするのです。

 お客さんに商品を勧める場合にもお客さんのペースに合わせたアプローチをしないと、せっかく興味を持ち始めた客を逃したうえに、他の商品を手に取らせてしまうという最悪の結果を招きます。婚活でも同じです。女性のペースを見極めて、それに合わせてリズムよく進んでいけば、二回目、三回目のデートもうまくいくはずです。

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