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第1部 オバマは中国が大好き ショック!アメリカは日本ではなく、中国を選んだ
暴走する「反日」のウラ側で
今年2月に「顔見せ訪米」を行った習近平副主席

 11月6日に、アメリカ大統領選が行われるが、オバマ大統領が再選されれば、究極の「親中派政権」が誕生する。その時を待ちかねるように、中国の「尖閣奪取工作」がワシントンでも蠢き始めた---。

日本にはマネできない贈り物

「ワシントンにおける中国のロビー活動は、日本に較べて、人数も予算もケタ違い。200人を超す中国大使館員が総出で、『釣魚島は中国の領土である』とアメリカ人に向けて、日々精を出して喧伝しています。しかも、親中派と思しき大物を対象にした『個人ロビー予算』まで用意して取り組んでいる。例えば、ワシントン親中派のドンであるキッシンジャー元国務長官やケリー上院外交委員長に対しては、それぞれ500万ドル規模を融通していると聞いています」

 こう語るのは、ワシントンの日本大使館関係者だ。

 では中国は、具体的にどのような〝活動〟を行っているのか。

「ワシントンの要人たちを4種類のカテゴリーに分けているのです。すなわち、親中派、親日派、愛国派、無関心派です。中国の凄いところは、親中派をしっかり抱き込むのはもちろんのこと、親日派や愛国派、無関心派の人々まで親中派に変えるべく工作していることです」(同日本大使館関係者)

 中国政府は尖閣問題に限らず、ロビー活動の一環として、アメリカの大物に対する中国への招待旅行を実施している。

「その際、国宝だろうが貴重な茶葉や漢方薬だろうが、どんどんプレゼントするのです。あるアメリカ高官は西安に招待された際、始皇帝の兵馬俑を見て『こんなのが自宅の庭にあったらなあ』と漏らしたら、中国側のスタッフが6000体並んだ陳列場所に下りて行き、『どれがいいでしょうか?』と聞いてきたそうです。また別の高官は、10万ドルもする満漢全席フルコースを北京でご馳走になったとか。もう少し下のクラスになると、赤ちゃんパンダを抱かせてやり記念写真を撮るとか、漢方マッサージと称して美女を侍らせるなど、それこそ好みに合わせて何でもござれだそうです」(同日本大使館関係者)

 実際、この大使館関係者は、あるアメリカ政府高官の自宅のカクテルパーティへ行ったら、「中国の間」と名付けられた部屋を見つけて、唖然としたという。

「そこには仏像から壺や皿、書画に至るまで、中国の国宝級の宝物がズラリ並んでいたのです。『よくこんな複製品を集めましたね』と高官の夫人に言ったら、『全部本物です』と怒られました。後でオークション・リストなどで調べたら、1点1億円を超えるものもありました。もちろん、彼らの給料で買えるような代物ではありません」

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