2012.10.31(Wed) 岡田 真理

アスリートの間食には和菓子がいい?

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 以前、ある女性アスリートを取材していたときのこと。「私、甘いものが大好きで、最中とかお饅頭とか、和菓子をいつも持ち歩いているんです」と、コンビニなどでよく見かける小さな和菓子をバッグから出して見せてくれた。ケーキやタルトなどの洋菓子よりも、餡子を使った和菓子がお気に入りのようで、練習後や移動中などによく口にするらしい。

 小豆を使っているとはいえ、頻繁に食べればそれなりに糖分を摂取することになる。体のコンディションづくりに悪影響なのでは・・・と思ったのだが、調べてみると、小豆餡に含まれている糖分は緩やかかつスムーズに吸収されるため、血糖値を適正に保ち、アドレナリンの分泌を抑える効果があるそうだ。つまり、甘いものを食べたときに起こる血糖値の急な変化が少なく、イライラしたり、集中力が欠如したりしにくいということになる。

 また、小豆には脂肪分が少なく、餡子のカロリーも100gあたり150kcal程度。生クリームをたっぷり使用したケーキなどに比べると断然ヘルシーなスイーツということだ。さらにタンパク質や食物繊維も豊富で、マグネシウム、カルシウム、ミネラル類、ビタミンB、鉄などのほかに抗酸化物質のアントシアニンまで含まれているという。

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


アスリートと「食」

自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。