ゴルフ
米ツアーの成功を見習い、
来季から変身する欧州ツアーに
日本は大いに学ぶべし!

ブラント・スネデカーの総合優勝で盛り上がった米ツアーのフェデックスカップ(写真/中島望)

文/舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)

フェデックスカップは大成功

 米ツアーがフェデックスカップというシステムを導入開始したのは07年のことだった。

 その目的は上位選手たちのシーズンを1月から9月までに集中させて短期化し、9ヵ月間のフェデックスカップ出場者の顔ぶれを向上させること。

 フェデックスカップの締め括りには4試合に渡るプレーオフシリーズを設定。総合優勝者には10ミリオンのビッグボーナスを付けることでドキドキ感を創出し、米ツアー全体の盛り上げを図ること。

 これは、NASCARのシーズン運営の手法を参考にして米ツアーが独自に考案したシステムだった。

 開始した当初は「タイガー・ウッズのための新システム」などと批判も出た。最終戦を待たずして総合優勝者が決まってしまい、「何のドキドキ感もない」「フェデックスカップは大失敗」と笑いものにされた年もあった。

 そのたびに、米ツアーはすぐさま改良策を練り、試行錯誤を繰り返してきた。

 開始から6年目の今年は、最終戦のツアー選手権でブラント・スネデカーが見事な優勝と総合優勝を果たし、大きな盛り上がりを見せた。

 米ツアーのフェデックスカップを揶揄する言葉は、もはや、どこからも聞かれなくなった。

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