経済の死角

緊急特集レアアースも香港の不動産も押さえる 次期国家主席のビジネス習近平一族「カネの全貌」

2012年10月26日(金) フライデー
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尖閣問題で日中間が冷え切っているこの時期に総書記、そして国家主席に就任する習。舵取りが注目される・・・〔PHOTO〕アフロ(以下同)

姉に集中する「習家の資産」

習ファミリーのスナップ写真。左から弟の習遠平、母親の斉心、父親の仲勲、そして近平。他に姉が二人いる

 11月8日から開かれる中国共産党大会で総書記に就任予定の習近平国家副主席(59)。各国政府は、習政権がどんな政策をとるのか、権力掌握はスムーズに行くのか―などに注目している。が、中国国内や華人社会は、もう一つの話題でもちきりだ。習氏の「財産」と「ファミリー・ビジネス」の実態だ。香港在住の日本人ジャーナリストが言う。

「米国の華字紙『世界新聞網』や香港メディアが続々、習一族のカネとビジネスを取り上げています。一方、中国国内では当局によりネットが遮断され、習氏関連の記事にアクセスできなくなっている」

 当局も神経を尖らせるほど、習ファミリーは、とてつもない資産を持っている。蓄財の源泉は、果たして何か。ジャーナリストの相馬勝氏が解説する。

「資産実態がすべて解明されているわけではありませんが、習氏のファミリー・ビジネスの基本は『不動産』と『IT関連企業』です。不動産は公共事業に繋がり、政府の情報に近い立場にあれば有利。それに、不動産はすぐにカネになるからどの高官も手を出す。ITも、政府関連の事業が多数ある。カネのなる木ですね」

次ページ  右の図表「習近平の『ファミリ…
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