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市川裕康「デジタル・キュレーション」
2012年10月26日(金) 市川 裕康

常に変わりゆく、答えのない時代に求められる「フラックス世代」のリーダーシップとは

米ビジネス誌『ファストカンパニー』2012年2月号(左)と11月号(右)の表紙

 「フラックス世代」という言葉を耳にしたことはありますか?

 フラックス(flux)とは「不安定さ、流動、絶え間ない変化」を指す言葉です。ビジネス、テクノロジー、経済、政治などがめまぐるしいスピードで変化する今の時代に、こうした変化に適応しながら成功している人々を「フラックス世代」として、米ビジネス誌『ファストカンパニー』が2012年2月号に特集記事で取り上げ、話題になりました。この記事の翻訳版は「"常識"のない時代に輝く人たち あなたは『フラックス世代』ですか?」として、「クーリエ・ジャポン」誌(2012年7月号)にも掲載されました。

 「フラックス世代」は、従来の「ジェネレーションX」や「ベビーブーマー世代」のように特定の年齢層などの属性で定義されるのではなく、人が持つ心理学的な特性、ものの考え方(サイコグラフィックと呼ばれることもあります)によって定義されます。

 不安定な状況を積極的に受け入れ、これまでのキャリアやビジネスモデル、常識などを修正することに抵抗がなく、それをむしろ楽しむ余裕すらある---。そんな人々がこの世代に属します。

 記事の中では、ソーシャルメディアニュースサイト「マッシャブル」CEOのピート・カシュモア氏、著名ベンチャーキャピタル「グレイロック・パートナーズ」などでデータサイエンティストとして活躍するDJ・パテル氏、GEのチーフ・マーケティング・オフィサーのベス・コムストック氏、そして著名インタラクティブエージェンシー「R/GA」の創業者兼CEOのボブ・グリーンバーグ氏(この方は63歳です)らが、時代の最先端を走る体現者として紹介されていました。その後も、同じテーマに関する特設ページが設けられています。

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