撮影:立木義浩
第3回はこちらをご覧ください。
セオ それではこれから三枝先生の「教養のためのクラシック講座」を開催します。
シマジ 「女にモテるためのクラシック講座」じゃなかったのか?
セオ それはあとでシマジさんが個人的にお聞きください。クラシックの三大作曲家といえば、三枝さんはだれの名前を上げますか?
三枝 それはやっぱり、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンでしょう。
立木 英国ではバッハをバックと発音するんだよね。むかし驚いたことがあった。
三枝 そうですね。英語読みだとバックになるんです。それではバッハから行きましょうか。
セオ 「マタイ受難曲」なんて痺れますね。そもそも、どういう人柄だったのでしょうか?
立木 「G線上のアリア」も泣けるよな。
三枝 2つともバッハの傑作です。ぼくも大好きですね。バッハは父親も兄も音楽家だった。一族みんなが音楽家だったといっていいでしょう。だからバッハの子供もまた音楽家になっています。