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市川裕康「デジタル・キュレーション」
2012年10月19日(金) 市川 裕康

利用者が2億人を超え、グローバル展開を目論む中国発メッセンジャーアプリ「WeChat」

WeChatのホームページ

 ウェブサービスやスマートフォン・アプリが日々進化している中で、うっかりしていると、新しく生まれつつある「大きな波」の兆しをキャッチしそこねてしまう、と感じることがあります。

 先日、上海から日本に一時帰国中の日本人女性から、「今、中国でものすごく流行っていて、きっと日本でもそのうち広まるよ」と、「WeChat」というアプリのことを教えられ、「大きな波」がすぐそこまで来ていることを強く感じました。

WeChatとは

 「WeChat」とは、中国のソーシャルメディアサービス大手の「テンセント(Tencent)」が2011年1月に始めたテキストメッセージアプリで、中国名の「Weixin(微信)」を、グローバル展開のために英語の「WeChat」に改名したものです。

 テキストメッセージアプリとは、日本でも「LINE」が最近とても話題になっていることで、ご存じの方も多いと思います。一対一及びグループ間のメッセージのやり取りを、無料で、手軽に行うことが可能で、スマートフォン利用者の間で爆発的に広まっているサービスです。

 LINEはサービス開始から1年半を経て、現在、日本国内で3000万人、全世界では6500万人を超えるユーザーに利用されており、特に若い世代を中心に爆発的にその規模が拡大しています。10月上旬には首相官邸でもLINEの公式アカウントが開設され、政策の情報発信や災害時の緊急連絡にも利用される程です。

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