ハンブルクに計画中の"イケア・シティ"って?

フィガロ(フランス)ほか Germany

2012年10月14日(日) クーリエ
〔PHOTO〕gettyimages

 世界41ヵ国に、300以上の店舗を持つスウェーデンの家具チェーン、イケア。昨年の総売上高は前年比プラス7%の252億ユーロ(約2兆6000万円)と、欧州危機もどこ吹く風。

「世界最大手」の地位を確立したいまも、さらなる快進撃を続けている。

 そんなイケアが今年8月、ドイツ第2の都市ハンブルクに“イケア・シティ"を建設することを発表した。現在、街の中心部近くに5haの土地を探しているという。

 じつは同社が"都市建設"に乗り出したのは、これが初めてではない。

フィガロ(フランス)ほか

 2010年には、ロンドン東部に10haの土地を購入。「ストランド・イースト」と名づけられた同地には、1000戸以上の居住スペースに加え、ホテルや保育園、医療機関までオープンする予定で、交通機関として、ベネチアのゴンドラをイメージした水上タクシーもお目見えするという。

 都市建設のほか、欧州各地に格安ホテルを展開する計画もあるが、これらのプロジェクトがすべて成功するかは未知数だ。これまでも欧州では「イケアに出店されては、自分たちの職が奪われる」と反対運動が起こるなど、ひとり勝ち企業に対する反発がないわけではない。そのうえ今年に入り、同社が70年代、旧東ドイツの囚人を強制的に働かせて製品を作らせていたという事実が報道され、物議を醸した。プロジェクトの行く末は果たして。

COURRiER Japon

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