ゴルフ
欧米ツアーで大流行のロングパターが
ついに禁止になる?

ロングパター・ブームの先鞭をつけたアダム・スコット(写真/中島望)

文/舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)

大流行の経緯

 ついに、ゴルフ界に新たなルールが定められそうな気配だ。

 それはロングパター禁止のルール。米ツアーをはじめ、世界のゴルフ界でブームになりつつあるロングパターだが、使用している選手たちも、禁止令に備えて身構え始めた。

 そもそも、ロングパター大流行現象が目に見えて起こったのは昨年。その先鞭をつけたのは、アダム・スコットとキーガン・ブラッドリーだ。

 昨夏、長尺を武器とするスコットがWGC ブリヂストン招待を制し、その翌週、ブラッドリーが中尺で優勝。ロングパターによる初のメジャー制覇となって大きな注目を浴びた。

中尺パターを愛用するキーガン・ブラッドリー(写真/中島望)

 こうなると、それ以前からロングパターで活躍をしていた選手たちも遡って注目され始めた。

 昨春、3月のアーノルド・パーマー招待を制したマーチン・レアード、4月のバレロ・テキサスオープンを制したブレンダン・スチール。そういえば、ブラッドリーは全米プロ制覇より前の5月にもバイロン・ネルソン選手権で優勝していたな・・・という具合。

 全米プロ後は、ロングパターの活躍がさらに増した。

 中尺を手にするウエブ・シンプソンがウインダム選手権で優勝し、さらにはドイツ銀行選手権も制覇。そしてフェデックスカップ最終戦のツアー選手権ではビル・ハースがやはり中尺で優勝し、総合優勝も果たして10ミリオンのボーナスを獲得。

 アーニー・エルス、ビジェイ・シンなど以前からロングパターを使っていた選手に加え、ジム・フューリックなどのベテラン選手たちまでもがロングパターを試み始め、もはやロングパターは勝利のための武器と化した。

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