海老原嗣生さんと語る「30歳の転職相談」
【第1回】「世間のキャリア論も社畜論も間違いだらけです」

飯田 泰之,常見 陽平
〔左から〕海老原嗣生さん、飯田泰之さん、常見陽平さん

プロ中のプロが語る、世界共通の真理

瀬尾(「現代ビジネス」編集長) こんにちは。今日は「現代ビジネス」の新しい座談会企画「饒舌大陸」の第1回をお送りします。

 「いまどきの『働き方』を考える連載フォーラム」という副題の通り、毎回、飯田泰之さんと常見陽平さんのお二人とゲストの方の合計3名で、「仕事」や「働き方」をテーマに月に一度、語り合って頂くというものです。 ニコニコチャンネルで生放送し、その後、テキスト化して編集を加え、「現代ビジネス」に掲載します。では飯田さん、常見さん、よろしくお願いします。

飯田 よろしくお願いします。今日はゲストに海老原嗣生さんをお迎えして、いわゆるアラサーの進路相談、タイトル的には「30歳の進路相談」という感じで進めていきます。

 だいたいの人は僕を知らないと思いますが、何となくこういうニコ生の司会とかをやってる飯田泰之と言います。職業はたぶん駒澤大学の准教授です。

 で、もう一人のホスト役、常見陽平さんです。常見さんとは一回交代くらいで司会をやっていきたいと思います。

常見 こんばんは。常見陽平でございます。常に見ると書くのでストーカーみたいな名前だと言われます(笑)。

 物書きと、あと大学の非常勤講師を武蔵野美術大学や実践女子大学、白百合女子大学で担当しています。また、実は大学院生でもありまして、齢(よわい)38にして、大学院にひっそりと通ってます。

瀬尾 そして今日のスペシャルゲストをご紹介します。「30代の進路相談」のテーマで語って頂くのに最高の方です。まさに人事と雇用のプロ中のプロ、雇用コンサルタントの海老原嗣生さんです。

海老原 こんばんは。ここ、会議室じゃない、ただの。

飯田 まあ、現代ビジネスの会議室ですが、ニコ生の本物のスタジオもこことけっこう似ているというか・・・。

常見 本当に、講談社の端っこで愛を叫ぶって感じで、叫んでいきましょう。

飯田 海老原さんはずっと人材開発や人材紹介、コンサルティングの業務をされてきたわけですが、本日は前もって海老原さんから、「ぜひ世界共通の、万古不易の話をしたい」というご希望を伺っています。

海老原 そうね。それは絶対に話したい。オリンピックも終わったことだしね。

常見 オリンピック、終わりましたね。

海老原 新体操のロシア選手、あんまりかわいくなかった。

常見 そうすか?

海老原 かわいくないのにこうやるんだよね。チュッ(投げキスの音)。あれはやめてほしいね。

常見 俺、オリンピック、1秒も見なかったんすよ。

海老原 ねえ、キャリアの話をしようよ(笑)。

常見 そうそう、キャリアの話をしよう。

飯田 世間では、例えば新卒の就職について、「大卒は就職口がこんなに少ない」とか「働き口は減っている」というふうに言われています。しかし海老原さんのお話だと、数値を丁寧に追っていくと実はそうではない、問題の本質は、少なくとも大卒のホワイトカラーについては違う部分にある、という。刺激的なお話なんですけど、今度は新卒ではなくて30代について考えてみましょう。

 30代の働き方についても、やっぱり同じように常識とされていることは多いですよね。それは正しいのか、それとも間違っていて、真実はどこにあるのか。そんなことを議論していければと思います。

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