ノムさんがボヤいた「俺はダメ、原はもっとダメ」WBC監督問題
野村氏のセ・パ両リーグでの監督実績は、リーグ優勝が5回(南海・’73年、ヤクルト・’92年、’93年、’95年、’97年)。そのうちヤクルト時代に日本一に3度輝いた〔PHOTO〕本多治季

「WBCの監督要請?だあ~れも、来ないよ。俺がこれまで(監督を)やったのは、最下位のチームばっかり4つ(南海・ヤクルト・阪神・楽天)。俺はそういう星のもとに生まれたんだよ(苦笑)。全日本の監督って柄じゃあないよ」

 9月10日、ノムさんこと野球評論家・野村克也氏(77)を直撃すると、まずは、おなじみのボヤキが飛び出した。これまでにV2を果たしながら、「出る出ない」とモメていたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加が決まって、にわかに監督問題がクローズアップされてきた。その有力候補の一人が野村氏だ。本誌のインタビューに、最初はやる気がないようなことを言っていたが、話が核心に触れると、そこはかとなく〝色気〟たっぷりなのだった。

 現在、スポーツ紙などで取り沙汰されている監督候補は、野村氏の他、中日前監督・落合博満(58)、広島元監督・山本浩二(65)、ソフトバンク現監督・秋山幸二(50)、巨人現監督・原辰徳(54)各氏ら。本誌先週号では、講演会での落合氏のこんな発言を紹介した。

「お日さまが西から上がっても、自分がやることはありません。全日本の監督になるべき人の一番目は野村さんですよ」

 落合氏からのラブコールにどう応えるか。スポーツニュース番組『S☆1』(TBS系)の生出演を終えて帰宅した野村氏に、WBC監督問題をぶつけた。