2012.09.16(Sun) 岡田 真理

アスリートと炭酸水

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〔PHOTO〕gettyimages

 喫茶店やレストランでアスリートのインタビューを行うとき、どの飲み物をオーダーするか、私は密かに注目している。コーヒー、アイスティー、ジンジャーエール、フレッシュジュースなどさまざまだが、総合的に見ると、炭酸水を注文する人が多いという印象がある。

 炭酸水が健康によいということは知られているが、具体的にどのような効果があるかを、みなさんはご存知だろうか。

 炭酸水の中には二酸化炭素が含まれている。炭酸水を飲むと、水とともに二酸化炭素を体内に取り入れることになり、血中の二酸化炭素濃度が高くなる。すると体は「酸素が足りない」と危険信号を出し、酸素の濃度を上げようとして、血管を広げて血流量を増やす。これにより、軽くジョギングするのとほぼ同じくらいの運動量を体が感じるといわれている。血行が促進されることで、体の冷えも解消されるという。

 また、体は疲れると疲労物質である水素イオンを体内に溜め込むが、炭酸水を飲むと、炭酸ガスが水素イオンと結びつくため、水素イオンが中和されて量が減る。つまり、炭酸水は疲労回復にも効果があるということだ。炭酸系の入浴剤も売られているが、炭酸水の風呂に浸かるだけでも疲労回復が期待できるという。

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


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自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。