渦中の参院議員が告白!
桜内文城「僕がみんなの党を離れ、『日本維新の会』に入る理由」

「政策実現」のために「日本維新の会」への合流を決断した桜内文城議員

ごく自然の道筋であり、選択だった

 今日9月11日、これまで落選あり、当選ありと多くの苦楽を共にしてきたみんなの党に、僕は離党届を提出した。「維新八策」を綱領に掲げる日本維新の会に合流するためである。

 正直なところ、今回のこの決断に迷いがなかったとはいえない。現在、自分自身が参議院議員として議席を得ているのは、みんなの党のお陰であり、そして渡辺喜美代表のお陰であることは間違いない。政治家を志し、落選というドン底の体験を経てもなお、現在の立場に何とかたどり着けたことに対する感謝の念は、一生忘れることはないだろう。

 日本維新の会は、「決められる政治」を実現するための統治機構改革と共に、個人と地域と国家の「自立」を基本理念とする、新しい国政政党である。日本維新の会とみんなの党の政策はほとんどすべてが一致しているとされるが、では、僕はなぜみんなの党を離党し、日本維新の会に移籍するのか。

 僕自身、これまで財務官僚、そして公会計を専門とする大学助教授を経て、政治家となった。その原点は、自らの専門性に基づき、自らが正しいと信ずる政策を、単に部外者の立場から提言するだけではなく、その政策を立法府の一員、すなわち国会議員として、法律という形で実現することにあった。

 この「政策実現」という、自分自身の政治家としての原点に立ち返るならば、日本維新の会への合流は、僕自身にとってごく自然の道筋であり、選択だったと思う。

政策実現から遠ざかり続けたみんなの党

 また、僕自身にとってだけでなく、みんなの党の原点そのものも、理念や政策の一致する者が結集する政界再編にあった。みんなの党の結党宣言には、「政界再編のための触媒政党を目指す」と記されている。

 そもそも、異質のものを融合させるのが触媒である。しかし残念ながら、みんなの党のこれまでの歩みはそれとは真逆の、異質なものを排除し、政策実現から遠ざかる「確かな野党」に限りなく近づいていったのではないか。