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スクープレポート 中国・韓国は日本をバカにしきっている 「愛国無罪」丹羽大使襲撃犯は中国のヒーローにきれいごとではもうすまない

「無能大使」のレッテルを貼られ、離任直前の丹羽大使が、存在感を見せている。反日で荒れ狂う一方の中国と韓国。そして無策ぶりを露呈し問責決議を受けた野田首相。9月もアジア外交で大揺れだ。

「同胞よ、よくやった!」

「同胞よ、よくやった! 全国民は、北京市公安局が、愛国同胞を無罪釈放するよう促そう!」

「日本は日本国内の中国大使館を囲む右翼を全員逮捕してからモノを言え!」

「わが同胞が国内の島に五星紅旗を立てたら逮捕するような鬼子(日本人の蔑称)なのに、鬼子の旗をわが国で降ろしたことで逮捕されるのは不合理だ!」

 尖閣諸島の領有権を巡る日本と中国のチキンレースは、ついに北京で丹羽宇一郎駐中日本大使(73歳)の公用車が襲われる事態にまで発展した。8月27日夕刻に、北京市北東部の第4環状線を走行中の出来事だった。

 翌28日に訪中した山口壮外務副大臣に対しても、中国のネット民たちは大いに〝炎上〟した。

「お前が差し出すのは『親書』ではなく『釣魚島』だろうが。出直して来い!」

「韓国が良いお手本を示してくれたように、『親書』なんか突き返せ!」

「日本の鬼子首相はいつも親書ばかり書いて、他にやることないのか!」

 あまりに過激なネット上の発言に、取り締まる中国当局とのいたちごっこが繰り広げられたのだった。

 このように中国では、若者たちが強権を発動する政府を恐れ、生活苦の不満を反日にぶつけるという「愛国無罪」がまかり通っている。多少の乱暴は「愛国」「反日」を掲げれば、当局も黙認するというわけだ。こうした事態を受けて、中国日本商会は28日、

・反日デモ等が行われている場所には近寄らない
・公衆の場での言動や態度に注意する
・日本人どうしで集まる場合も、刺激的な行為は慎む

 などと、在留邦人に注意を喚起する緊急メールを送信した。中国日本商会幹部が嘆いて言う。

「中国最大の家電量販店の蘇寧が、日本製品ボイコットを始めています。もはや『年間3000億ドルの右肩上がりの日中ビジネス』などと言っていられなくなりました。いまやどの日系企業の商品が〝標的〟にされてもおかしくない状況で、皆戦々恐々としています」

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