ゴルフ
もうすぐライダーカップ!
デービス・ラブがキャプテン推薦で彼らを選んだわけ

文/舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)

ライダーカップとは

 今年はライダーカップの年。とはいえ、ライダーカップは米国と欧州の2年に1度の対抗戦で、日本人選手は言わば無関係。それゆえ、日本での報道は皆無に近く、みなさんもあまり馴染みはないかもしれない。

 だが、米国や欧州の選手たちにとって、ライダーカップは何よりも大切な大会。彼らにとってライダーカップは常に夢であり、目標であり、大会に溢れる熱気は尋常ではない。日本のゴルフファンにも是非、その雰囲気を楽しんでいただきく思う。

 この際、一度、この大会がどういうものか、きっちり振り返ってみよう。

 ライダーカップが創設されたのは1927年。当初は米国と英国の対抗戦として始まった。が、やがて英国にアイルランドが加わり、79年からは欧州全域に拡大され、現在のような「米国vs欧州」という図式になった。

 競技方式はフォーボール、フォーサム、シングルスの3種類。

 両チームとも12名のメンバーで構成され、そのうち10名はポイントランクから選出。残る2名はキャプテン推薦というのが長年の形式だった。

 が、近年はポイントランクもキャプテン推薦枠の数も各々のチームで独自の形式を取るようになり、欧州はキャプテン推薦が2名、米国は4名とされている。

 今年の欧州キャプテン、ホセ・マリア・オラサバルは米国より一足早く、推薦する2名の選手を発表。イアン・ポールターとニコラス・コルサートが、その栄誉に授かった。

 そして、昨日、米国キャプテンのデービス・ラブが4名の推薦を発表した。

 これが、なかなか、きわどい苦渋の選択だったようだ。

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