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市川裕康「デジタル・キュレーション」
2012年09月07日(金) 市川 裕康

「急成長を遂げているオンライン教育の革命的サービス、Coursera」

Coursera(コーセラ)のWebページ

 本連載を始めた5月に「目覚ましい進化を続ける米国オンライン教育分野のイノベーション」と題した記事をレポートしました。今回は、その中でも近年際立った成長が目立つオンライン教育サービス「Coursera(コーセラ)」について、改めてレポートしたいと思います。理由は、このサービスの急速な成長です。

 Courseraとは、2012年4月、スタンフォード大学でコンピュータ・サイエンスの教鞭をとる二人の教授により始められた教育系スタートアップベンチャー企業です。シリコンバレーの著名ベンチャーキャピタルであるKleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)とNew Enterprise Associates(NEA)から合計1600万ドルの資金調達に成功して、一躍話題になりました。

 スタンフォード大学やプリンストン大学など、一流大学の授業がオンライン動画を通じて無料で受講できることや、また内容も長い授業をだらだら流すだけでなく、10分から15分程度の細切れの動画で見ることができることも特徴です。授業内容の理解を促進するためのオンライン上のミニクイズや、受講者同士で授業内容に関してディスカッションできるフォーラム、近い地域の受講生同士が実際にオフラインで会うことを可能にするミートアップのしくみなど、今までのオンライン教育の常識を覆すさまざまな工夫が盛り込まれています。

「現代ビジネス」8月8日掲載の松岡由希子氏の記事でも概要が紹介されています。ご参照下さい。『世界のどこからでもエリート校の講義が受けられる! 「Coursera」による高等教育のフリーアクセス化

 

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