2012.09.06(Thu)

社員には、笑いながら
意見を言えるように
なってほしい。
態度で感情を表さず
感じよく言葉で
伝えるべきです。

フェヴリナ 神代亜紀

週刊現代
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 異色の経歴を持つ女社長の登場だ。化粧品の通信販売を手掛ける福岡の企業、『フェヴリナ』神代亜紀社長(53歳)。元専業主婦で、11年前に電話オペレーターとして入社。その後、営業成績トップを獲得し、社を率いる立場になった。何が彼女の人生を一変させたのか---。

 

社員には、笑いながら
意見を言えるように
なってほしい。
態度で感情を表さず
感じよく言葉で
伝えるべきです。
こうじろ・あき/'58年、福岡県生まれ。'77年、筑紫女学園高等学校卒業後、伊藤忠燃料に入社。事務職を経験し、'81年に寿退社。'01年、エバーライフに入社し、電話営業をするカスタマーフレンドとして頭角を現す。'04年、エバーライフの化粧品部門であるフェヴリナに出向。'11年より現職

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 誰かの判断を仰ぎたくても、上司がいない・・・心細いものだなぁというのが、社長になった時の実感です(笑)。

伝えねば

 正義感が強い---これが、社長に抜擢された理由だと思います。小学生の頃から、友達が約束を破ると"私が言わねば"と、理由を聞いたりしていました。オペレーターになってからも、社のみんなが持っていた意見を"私が言わねば"と上層部に伝えるうち「ならキミが実行してほしい」と、マネジメントの仕事を任されたのです。

自分の重要度

 人は組織に入ると誰でも"自分の重要度"を意識します。そこで、私がマネジメントを始めてから、リーダーの数を一気に増やし、彼女たちに「グループのスタッフの意見を聞いてほしい」と頼みました。すると、リーダーには責任感が芽生え、スタッフたちは自分の思いを聞いてもらえたと感じ、社の雰囲気が明るくなったのです。

寿退社

 経歴には、何も変わったところはないと思います。高校を卒業し『伊藤忠燃料』という会社に入って、4年間事務職を経験して寿退社しました。娘が2人います。甥っ子が今年Jリーガーになったので、一緒に応援に行くのが楽しみです。

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