つながる!ソーシャル時代 ヒト・カネ・コト
2012年08月31日(金) 松岡 由希子

草の根のまちづくりを活性化! シビック志向なクラウドファンディングの広がり

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 クリエイターの創作活動や草の根の社会貢献活動などに充てる資金をオンラインプラットフォーム上で少額から広く募るクラウドファンディングは、いまや資金調達手段の一つとして定着しつつあります。欧米では、この仕組みを地域コミュニティの改善や活性化に活用する事例が増えてきました。

 クラウドファンディングの先駆け的存在である米ニューヨークの「Kickstarter(キックスターター)」は、ニューヨーク市議会(New York City Council)と提携し、ニューヨーク市内の低所得地域を対象とするクラウドファンディングページを特設しました。子ども向けのアート教育プログラム「Upstairs」やブルックリンの古い劇場の保全・修復に取り組む「New Brooklyn Theater」など、この地域で活動する草の根プロジェクトが資金調達を実施しています。

 同じく、ニューヨークを主なエリアとする「Lucky Ant」は、中小企業や個人商店に特化したクラウドファンディングプラットフォーム。資金繰りに苦慮する地元企業にクラウドファンディングという新しい資金調達手段を与えることで、地域振興の一助となることを目指しています。

次ページ  一方、より広いエリアを対象に…
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