栗城史多×安藤美冬 【第1回】
「ぼくはニート出身ですから」ソーシャルメディアで情報発信を続ける登山家はどうやって人の心を動かすのか

栗城史多さん(登山家)と安藤美冬さん(spree代表取締役/フリーランス)

講演会には老若男女が駆けつける

安藤: 栗城さん、こんにちは。よろしくお願いします。

 今日のテーマは「魅力」です。栗城さんといえば、世界の7大陸のうち6大陸の最高峰の登頂に成功し、8000m峰を3座登っている登山家として有名ですが、同時にソーシャルメディアを効果的に使ってメッセージを発信したり、ビジネスでも多くの賛同者やスポンサーを集めたりしている。それも栗城さんに、人を強烈に惹きつける魅力があるからだと思うんですよね。

栗城: ないですよ(笑)。自分のどこかに魅力があるのなら、僕が教えてほしいくらいです。あれ、いきなり結論が出ちゃった。

安藤: いや、絶対にありますよ。それも世代や立場を超えたいろいろな人に愛される魅力が。

 私、これまで栗城さんの講演を2回聞かせて頂いたことがあるんです。特に2回目の、横浜での講演会ではびっくりしました。300人規模くらいの会で、それこそ全国から、老若男女を問わず、さまざまな人が駆けつけてきていました。おじいちゃん、おばあちゃん、子供連れの家族・・・。首都圏だけでなく、地方の人たちも多かったですね。

栗城: そういうところはあるかもしれません。昨日もお台場で講演をやりまして、もともとはクリエイターの方々に向けたものだったんですが、結局、集まってくれたお客さんの半分以上が一般の方でした。東北から日帰りで来てくださった人もいて、ありがたかったですね。

 あと最近嬉しかったのは、所ジョージさんが僕のファンだと言ってくださったこと。前から僕の登山の動画などを見てくれていたみたいです。