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この国は金持ちと貧乏人に分断された 第3部 どっちを選ぶか「相続税100%」か、それとも「生活保護撤廃」か

何が起きてもおかしくない

 金持ちが貧乏人を罵り、貧乏人が金持ちを憎む超格差社会が到来すると、いったいどんなことが起こるのか—。

 予想されるのは犯罪、暴動、金融不安や経済の縮小だ。多くの識者がその危険を指摘している。

「このまま格差を放置していれば階層が二極化していき、互いにまったく交流がなくなる分断社会がやってきます。富裕層は金融資産を使ってますます富を独占し、貧困層は年を追うごとに貧しくなっていく。互いを理解できなくなって貧困層にたまった鬱憤が爆発したら、暴動になることも現実味を帯びてきます」(東京大学教授の白波瀬佐和子氏)

「格差が拡大していくと犯罪、特に財産犯と言われる富裕層を狙った犯罪が増えるというデータがあります。そうなると社会不安が高まり、まず超富裕層が海外脱出を始めるでしょう。国内に貧困層の割合が増え、ますます犯罪が多く発生するという悪循環が続くことになる」(エコノミストの門倉貴史氏)

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