勝間和代「日本の正論」

勝間和代(経済評論家)×升永英俊(弁護士) 第2回「首相公選は夢ではなく、現実的な政治の課題だ」

2012年08月17日(金) 勝間 和代
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〔左〕升永英俊さん(弁護士)と〔右〕勝間和代さん(経済評論家)

第1回はこちらをご覧ください。

勝間 一人一票になっていないという不条理は、民主主義の欠陥です。その欠陥を、そしてそもそも民主主義がなんたるかを、日本人一人ひとりが理解していないんじゃないか。升永さんはそうお考えになっているわけですね。

升永 そういうことです。だからこの運動は、民主主義を勉強する勉強会でもあるんですよ。アメリカ人は220年前、命を賭けてイギリスと戦い、血を流して「人間は生まれながらに平等に生まれたんだ、権利は同じなんだ」ということをDNAに叩きこんだ。そういうことをわれわれは一回もやっていないわけです。

 民主主義というのは、戦勝国に押しつけられて、屈辱的に受け入れたものでしかない。自分のものとするためにはやはり、自分から民主主義を掴むことをしないといけない。それがこの運動だと私は思うんです。

民主主義を勝ち取るための革命

勝間 平たく言うと、一人一票運動とは、日本人の市民に対する『革命のススメ』であると。

升永 うん、正確に言うと『民主主義革命のススメ』です。

勝間 ある意味、「一人一票」というのはシンボルであって、その背景には自分たちが民主主義を勝ち取るためには、どういう革命を起こさなければならないかという問題意識がある。升永さんは、実は革命をやろうとしているんですよね。

升永 もちろん。

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