インド留学への道 (その1)
外国人留学生の入学には科目試験も面接もない。必要なのは最終学歴の英文成績証明書だけだった!?

バンガロールのダウンタウン〔PHOTO〕gettyimages

 次世代の若者、そしてその親向けに、この連載は"教育"に焦点を当てて書かせて頂いている。これからの時代は世界のパワーバランスが激変する。我々は、その変化を想定に入れて、逆算しながら「教育」という時代への準備をしていかねばならない。

 私は激変の主役の一つとしてインドに注目している。その理由は、2025年には人口が中国を抜いて世界最大となること。そして、我が国や中国の最大の課題である少子高齢化が今世紀中に具現化しそうにないことがある。中国の課題は、豊かになるより先に高齢化を迎えてしまうことである。財政の負担と労働力人口の老齢化はやがて中国経済に大きな打撃を与えるであろう。

 一方、インドはどうやら高齢化を迎えるまでに豊かになれそうなのである。今回は、その将来性を早々に買ってインドへと打って出た日本人の一人に焦点を当てたい。バンガロールに留学中の西嶋悠加乃さんである。その西嶋さんに留学先の選定から留学生活まで幅広くお聞きしてみた。

---チャレンジングなインドを留学先に選んだ理由は何ですか?

 それには大きく3つの理由があります。

 1つ目は経済成長の予測に比例せず、他国と比べ日本企業・日本人の数が圧倒的に少ないこと。インドのGDPは2015年に日本を、2040年には米国を上回るとの予測があるにもかかわらず、インドの在留邦人の数は現在4000人程度です。これに対し中国の在留邦人の数は12万人。日本人としてインド市場のパイオニアになれるチャンスだと思いました。