プリンスの異名をとる広島の堂林翔太選手の成長には目を見張るものがあります。プロ4年目の今季は開幕からサードのレギュラーポジションを確保し、ここまで全試合に出場しています。

 8月1日現在、打率2割6分2厘、11本塁打、33打点。ホームラン数はチーム最多です。低反発の統一球相手にこれだけ打てるのですから、将来的には30本台、いや40本台も夢ではないでしょう。

プリンスを悩ます守備の“病”

 しかし守備に関しては、思わず目をつぶってしまうほどです。22の失策数は両リーグ最多です。広島OBの達川光男さんは「イップスになっているんじゃないか」と指摘していました。

 イップス(Yips)とは元々はゴルフ用語です。パットなどで見られる運動障害のことです。野球では送球の際、悪送球を恐れて制球が乱れる症状を指します。「原因には精神的なものがある」という関係者もいますが、はっきりしていません。

 堂林選手は高校(中京大中京)時代、ピッチャーをやっていたこともあり、肩の強さには定評があります。四死球を連発するようなノーコンでもありませんでした。

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