偏差値30台からハーバードMBA合格! そして米国で最高峰の就職(その2)
~学歴・国籍・人種などで自分自身に制約をかけない生き方を

 先週に引き続き「偏差値30台からのハーバードMBA」を体現したボストン在住のベンチャー・キャピタリスト古賀洋吉さんにお話を伺う。今回はMBA生活、就活そして今後のキャリアについて。学生、若手社会人の皆さん、必読です。

---ハーバードMBAは合格してからが本番だといわれます。授業内容と勉強の大変さについてエピソード含めて教えてください。日本の大学教育と比較して何がどう、どれくらい違うのですか?

 ハーバードの成績はだいたい50%が授業での発言内容(クラス貢献)、50%が論文形式の期末テストで決まります。他校に比べて発言の重要性が非常に高いのです。そのため教授が質問すれば一斉に手が上がり、学生同士の熱い議論が始まるのですが、そうした議論をひっくり返すような鋭い発言をしなければなりません。

 期末試験では、「ケース」と呼ばれるストーリーが渡され、試験の問題文は「あなたが主人公だったらどうしますか?」といったあいまいな設問に対し、アメリカ人と同じ時間内でストーリーを読み、論文を書きます。「英語がわからないので発言できませんでした」「読み書きが遅いんです」のような言い訳は通じません。

 成績は相対評価であり、一定割合で不可がつきます。不可の数が多いと進学できない可能性がありますので語学のハンデがあると大変です。体調を壊すほどに勉強し続けても2年生に進学できない人が出るのはハーバードぐらいかもしれません。僕はなんとか2年に上がりましたが、英語もできなかったので、睡眠時間を削りながら目の開いている限りはほとんど常に勉強していました。