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市川裕康「デジタル・キュレーション」
2012年08月02日(木) 市川 裕康

メールのやり取りやウェブ閲覧に「意味」と「価値」を与える、2つの要注目サービス

ラポーティブ(rapportive)のHP

 皆さんは一日の中で、メールのやり取りやウェブの閲覧にどのくらい時間を費やしていますか? 処理すべきデジタル情報の急激な増加に悩みをお持ちの方も多いと思います。

 前回、「ビッグデータ時代に求められる個人の『デジタル筋力』」というテーマで、個人にとってのデジタル・リタラシーの教育機会の重要性を説明しました。そこで今回は、より具体的に、毎日のメール処理やウェブ閲覧を効率的にし、そこから価値を引き出すようなツールを2つ、紹介したいと思います。

メール送信者のプロフィールや直近の発言を可視化する「ラポーティブ」

 ウェブサービスに詳しい人たちにも意外と知られていないユニークなデジタル・ツールの一つに、ラポーティブ(rapportive)があります。

 ラポーティブは、ウェブ・ブラウザのGoogle クロームとファイヤーフォックスのみに対応しているプラグイン(拡張)サービスで、グーグル社が提供しているGmailを利用している人のみが利用できますが、このツールをインストールするだけで、驚くべきことが画面上に展開します。

 たとえば、あなたが自分のGmailのアカウントを開くと、通常、右側には広告が表示されます。ところがラポーティブをインストールしていると、そこには突如、他人の顔写真やアイコンが現れます。それは、あなたのGmailアドレス(およびGmailを介して利用しているメールアドレス)にメールを送信してきた人が、自分のアドレスで登録しているソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に使っているアイコンや顔写真なのです。

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