学校・教育
偏差値30台からハーバードMBA合格! そして米国で最高峰の就職(その1)
~ボリュームゾーンからのグローバルキャリアのつかみ方

今回の主役、ボストン在住の古賀洋吉さん

 今回から多様なスタイルでグローバルに活躍しようとする日本の若者たちの姿を追ってみたい。この連載では日本のエリート教育からボリュームゾーンのボトムアップまで、さまざまな課題をみてきた。今回は"偏差値30台からハーバードMBAを手に入れた人物"の体験から学んでみたい。彼こそが"日本のボリュームゾーンから世界的エリートへ"を体現した人物である。おまけにアメリカで誰もがうらやむキャリアを手に入れている。

 百年以上の歴史を誇るハーバードビジネススクールに明治大学から史上初めて入学し、見事MBAを手に入れ、誰もがうらやむキャリアを築いた人物とは、ボストン在住の古賀洋吉さん。自らのブログも「偏差値30台からのハーバード」と銘打っている。

 古賀さんが勤務する、Globespan Capital Partnersは、10人の投資メンバーが11億ドルを運用する米国でもトップクラスのベンチャーキャピタル(VC)。直近ではPalo Alto Networks、Zynga、Zipcarといった世界に名だたる企業の上場を次々に実現し、投資先をアップル、IBM、SingTel等に売却するなど飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

---アメリカでVCとして活躍されている古賀さんですが、高校時代まではどう過ごされていたのですか? 明治大学進学までの過程を教えてください。大学選びはどうやってされたのですか? 偏差値ですか? どうやって情報を集め、どんな情報が決め手で明治大学にされたのでしょうか?

 僕は、直球勝負の父と、頑張り屋の母との間に生まれ、3兄弟の末っ子として東京で育ちました。子供の頃から中学校までよく夢見がちな絵を描いていました。高校では、バスケットボールばかりしていたので、高校3年で受けた試験では総合偏差値が30台でした。普通に入れる大学はないレベルだったので、受験も適当に考えていて、浪人してもよく遊んでいました。